依存症と言えば、ギャンブル依存症を思い浮かべるかもしれません。しかし、ギャンブルだけでなく占い依存症にかかる人が急増しています。依存する気持ちは分からないわけではないですが、適切に治療した方が良いのは言うまでもないことです。本記事では、依存症を克服するためにやるべきことを紹介しています。
依存症は自覚しにくい
依存症とは、ある特定の行為をすると重大な問題であることを承知しているにもかかわらず、止めることができないことです。本人は止めようと思えば止められると思っているかもしれませんが、全然止められなくなり、ずるずるとその依存している行為をして、破滅に向かっているかもしれません。
依存症と言えば、ギャンブルなどを思い浮かべることでしょう。たとえば、パチンコをする時にはお金がかかりますが、止められなくなると、ずっとパチンコをしてしまい、金銭を使い果たすことになるでしょう。多くの人は娯楽のために行っているため、軍資金が無くなれば帰ります。しかし、ギャンブル依存症の人は、消費者金融などでお金を借りてまでパチンコをやり続けるのです。
何かに依存するが故に、日常生活をきちんと送ることができていない場合は、依存症にかかっていると思っておいて良いでしょう。もしかすると、会社に行かずにパチンコをしまくるということにもなるかもしれません。こうなってしまうと、周りの人が積極的にパチンコに行くのを止めるのではないでしょうか。
パチンコで起きている依存症が、実は占いでも起きています。実際に鑑定をするにもお金がかかります。多くのユーザーはお金と相談しながら、どのくらいの時間鑑定に費やすのかを決めているはずです。しかし、そういう依存症にかかっている人は、鑑定を行うのを止めることができません。
ただ、本人は依存症にかかってないと言い張ります。鑑定においても、自分は普通だと思っている節があります。周りからみたら、十分に依存症ではないかと思えるほどですが、本人は全然気づいていないのです。依存症は自覚しにくいからこそ、周りの人が止める必要があるわけです。
本人に自覚させることから治療が始まる
本格的に依存症を克服する場合に、自分一人で克服するのは到底難しい話です。自分一人で克服できる場合は、本人が依存症だと自覚することができた場合に限られます。大抵の場合は、依存症を持っている本人がなかなか依存症だと認識できないはずです。周りの人が一生懸命説得した結果、本人が依存症だと気づくパターンがほとんどになります。
依存症の治療を始める場合は、本人に依存症だと自覚させるところから始めなければいけません。大抵の人は依存症だと思っていないからこそ、一緒に依存症カウンセリングを受けさせます。依存症カウンセリングは、心療内科や精神科などに行けば設置されているので、そういうところで治療を行わないといけません。
依存症は病気の一種だと考える
こういう依存症に陥る人というのは、確かに気持ちが弱い人だったり、自分の意思が弱い人だったりします。しかし、気持ちの問題だと思っているうちは、なかなか治療することはできないでしょう。気持ちの問題ではなく、病気にかかったと捉えるしかありません。病気にかかったのであれば、治療をすることで克服できるということです。
依存症は一度かかると、なかなか治らない病気だと言えますが、決して治らない病気ではありません。依存症を克服するためには、依存症だと認識するところから始めてください。依存症だと認識してから、治療が始まります。後は本人や医師、家族などと協力しながら治療に向かっていきます。